クラブワールドカップ決勝で南米王者のリーベルを３-０で下し、４年ぶり３度目の世界一に輝いたバルセロナ。その立役者のひとりが、鋭いドリブルやスルーパスで再三に渡ってチャンスを演出し、36分には先制点を奪うなど、病欠明けを感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露したリオネル・メッシだ。
 
――ネイマール、スアレスとともに素晴らしいパフォーマンスを見せました。
「彼らとは常にいい連携がとれているし、最高のプレーができている。これからもバルサで多くのタイトルを獲得していきたいね。こういう形（優勝）で１年を締め括られて嬉しいよ」
 
――母国アルゼンチンのリーベルと対戦して感慨深かったですか？
「アルゼンチンのチームと対戦するのはこれで２回目だけど、母国のチームとの対戦に特別な感情はないよ」
 
　そのメッシを後方から支援したのが、右SBのダニエウ・アウベス。効果的な攻め上がりでサイドを活性化し、チームアタックに厚みをもたらした。
 
――ペップ（グアルディオラ）のバルサとルイス・エンリケのバルサだったら、どちらが強いと思いますか？
「そんな比較はできない。ふたりとも優れた監督だ。大きな違いはないけど、細部は異なるよ」