「もうちょっとサッカーを勉強したほうがいい」ラモス瑠偉が“危険タックル”で一発退場の川崎・脇坂泰斗に喝!「無理して足を出す必要はない」

2023年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

都並は反対意見「レッドは厳しい」

FC東京対川崎の49分、VARを経て判定が変更。脇坂が一発退場となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 Jリーグは5月12日、J1第13節のFC東京対川崎(2-1)を開催。この試合で起きた川崎MF脇坂泰斗の一発退場がDAZNの配信番組『Jリーグ ジャッジリプレイ』で取り上げられ、ゲストで出演した元日本代表のラモス瑠偉氏、都並敏史氏が議論を交わした。

 問題のシーンは49分、FC東京のCKの場面。キッカーの徳元悠平が蹴ったボールがファーサイドに流れると、これに反応して駆け寄ったFC東京の仲川輝人と川崎の脇坂が接触し、ホイッスルが鳴った。

 主審はFC東京にFKを与えたが、VARが介入し、オンフィールドレビューを実施。リプレイで見ると、スライディングした脇坂の左足の裏が、仲川の左足に入っており、レフェリーは映像を確認したうえで、判定をノーカードからレッドカードに変更して脇坂を一発退場にした。
【動画】ノーカードからレッドにジャッジ変更。脇坂が退場となった疑惑のシーン
 このシーンについて都並氏は、「レッドは厳しい」と見解。理由は「脇坂はボールを蹴ろうとした意図があった。相手が怪我するか、しないかの瀬戸際は、蹴られた足が地面についているかついていないか。これは浮いていて、そんな大きなダメージにはならない。骨折とか大きな怪我になる事象がレッドに値すると思うけど、これはイエロー相当でいいのではないか」と説明した。

 一方でラモス氏は、退場が妥当だとし、脇坂に対して次のように厳しい意見を述べた。

「遅れて行っているし、怪我をする可能性が十分にある。勢いもあるし、私の中では一発退場。相手(仲川)は外に逃げようとしているのに、そこに無理して足を出す必要はない。もうちょっとサッカーを勉強したほうがいいよ。我慢するべきだった。(スライディングせずに)ついて行けば問題にならなかったのに」

 番組では、75分に川崎の大島僚太が、FC東京の東慶悟に背後から危険なタックルを受けたシーンも紹介。ノーカードに終わり、VARの介入もなかったこの場面と脇坂のファウルの比較も行なわれた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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