インテルのシモーネ・インザーギ監督が、ミラノダービーに向けて意気込みを語った。

　現地時間５月16日開催されるチャンピオンズリーグ準決勝の第２レグで、インテルはミランと対戦する。

　クラブの公式サイトによると、決勝進出を懸けた第２レグを前に記者会見に臨んだインザーギ監督は、ここまでの勝ち上がりを振り返っている。

「８月の時点では、抽選に恵まれず、明らかに失望していた。しかし、バイエルンやバルセロナは、我々が同じグループに入ったことを喜んでいないだろうと私は言っていた。常に自分たちに自信を持っていたんだ。そして今、決勝に進む大きなチャンスがあると確信している」
 

　10日に行われた第１レグは、インテルがエディン・ジェコとヘンリク・ムヒタリアンのゴールで２－０の勝利。有利な状況で第２レグを迎えるが、指揮官に油断はなさそうだ。

「自分たちにアドバンテージがあることは分かっているが、まだ何も成し遂げてはいない。努力、攻撃性、決断力が必要で、それがあれば自信になる。我々には、世界チャンピオンやヨーロッパチャンピオン、そして多くの決勝戦を経験してきた選手たちがいる。この大会の価値は誰もがわかっている」

　そして大一番へ向けて、「明日はインテルの歴史上、最も大きな試合のひとつだ。自分たちの能力を最大限に発揮してプレーするつもりだ」と意気込んだ。

　インテルは宿敵を撃破し、13季ぶりのファイナルに進めるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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