「史上最大の強盗事件」セビージャ戦で生まれた“幻のブザービーター”が話題沸騰!会長ロナウドは激怒「もう十分だ!」

2023年05月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「このような大きなミスは、シーズン全体を変えてしまう」

ゴラッソ取り消しにブチギレたバジャドリー会長ロナウド。(C)Getty Images

 現地時間5月14日に開催されたラ・リーガ第34節で、バジャドリーは格上のセビージャと本拠地ホセ・ソリージャで対戦。0-3で完敗し、残留ラインぎりぎりの17位に順位を落とした。

 注目が集まっているのは、アディショナルタイムの目安を過ぎた45+6分のプレーだ。セルヒオ・エスクデロがロングシュートを叩き込み、ネットを揺らすも、主審はシュートとほぼ同じタイミングで前半終了の笛を吹いており、得点は無効となったのだ。

 ピッチ上の選手はもちろん、パウロ・ペッツォラーノ監督をはじめとしたベンチの面々も一斉に飛び出し、猛抗議に出るが、判定は変わらず。スコアレスで折り返すと、後半に3発を叩き込まれ、手痛い4連敗を喫した。

 この印象的なシーンは大きな話題に。世界中の映像を取り上げている『Dirty Footballer』は、「サッカー界で起きた史上最大の強盗事件だ。ハーフタイム間際、ボールがゴールに入った瞬間にレフェリーが笛を吹いたため、バジャドリーの得点は奪われた」と報じた。
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 また、怪物の愛称で親しまれ、現在はバジャドリーの会長を務める元ブラジル代表ロナウド氏も激怒。ツイッターで「今日、ソリージャで起こった出来事は信じられないことだ!」と声高々に訴えた。

「これまで私たちは、公式な手段や会議、嘆願書を通して不満を訴え、公にする行為を避けてきた。しかし、もう十分だ!これはプロサッカーであり、私たちは説明を求める。このような大きなミスは、シーズン全体を変えてしまう可能性がある。

 はっきりさせておきたいのは、私たちはレアル・バジャドリーだから、あらゆるもの、あらゆる人と戦うということだ。私たちのチーム、ファン、そしてこの街は全てを捧げている。誰もそれを奪えはしない」

 残るは、今節で4シーズンぶりのリーグ制覇を決めたバルセロナ戦を含む4試合だ。判定への鬱憤を晴らす戦いぶりを見せ、昇格してからわずか1年での2部降格を避けられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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