11連勝中のマンCがあと1勝でジ・エンド…アーセナル主将が白旗「現実的に考えて、彼らがミスを犯すとは思えない」

2023年05月15日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今、僕たちにできるのは…」

ウーデゴーが優勝争い“終戦”を嘆いた。(C)Getty Images

 キャプテンが白旗を上げた。

 現地時間5月14日に開催されたプレミアリーグ第36節で、2位のアーセナルは三笘薫を擁する8位のブライトンと、本拠地エミレーツで対戦。逆転優勝へ勝点3が必須だったが、51分に三笘を起点とした攻撃から先制を許すと、最終盤にも2失点し、0-3でまさかの完敗を喫した。

 この結果、1試合消化が少ない首位マンチェスター・シティとの勝点差は4に。19年ぶりのリーグ制覇は絶望的となった。

 クラブ公式サイトによれば、今季から腕章を巻くマーティン・ウーデゴーは試合後、タイトル争いについて「正直に言って難しい。現実的に考えて、シティが多くのミスを犯すとは思えない」と率直に語った。

「今、僕たちにできるのは、調子を取り戻し、良い形でシーズンを終えることだ。(今シーズンは)良い経験をたくさんしてきたが、残念な終わり方となってしまった。特にチェルシー戦前の3試合と、今日のこの試合が悔やまれる。だけど、こうして失望しているのは、良い兆候でもある。我々は確実に改善し続けなければならない。常に良くなっていく、それが目標だ」
 
 ブライトン戦での主な敗因は、自分たちのペースで試合を進めていた際に、ゴールを奪いきれなかった点だと指摘。スコアレスで終えた前半を嘆いた。

「前半はハイプレスで上手くいったし、何度かボールを奪って、相手は危険な状態になっていた。あそこで何点か取れたはずなのに……。後半は少し試合が変わってしまった。前半ほどハイプレスが上手くいかず、相手がダイレクトで攻めてきた時に、ちょっと簡単に突破されてしまい、最終的にゴールが簡単に決まってしまった。理由は今のところ分からない。イライラしたよ」

 三笘らに易々と突破を許し、厳しい結果に終わったアーセナル。残り試合で全勝したとしても、11連勝中のシティが3試合で1勝でも挙げれば、ジ・エンドだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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