「彼の笑顔に慣れたファンにとって不快な光景」古橋亨梧の“森保J落選”に英『BBC』が見解!「セルティックで愛される一方で、代表落選は困惑」

2023年05月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「トレードマークである笑顔の裏にある気質の強さを強調」

ここまで公式戦30ゴールを挙げている古橋。(C)Getty Images

 国内2冠を達成し、さらに3冠にも迫るほどの黄金期にあるセルティックにおいて、古橋亨梧の存在感は計り知れない。スコットランドにおける評価は上がり続ける一方だ。だからこそ、改めて代表落選に驚きを感じてもおかしくないだろう。

 スコットランドリーグの前節で公式戦30得点を達成し、チームを2年連続の優勝に導いた古橋。英公共放送『BBC』は5月8日、日本人ストライカーの過去を振り返りつつ、アンジェ・ポステコグルー監督のチームにおける存在の大きさを伝えた。

『BBC』は「計り知れない仕事ぶりとダイナミズム、クオリティで、ポステコグルーのプロジェクトを体現するようになった」と、古橋の影響力に賛辞を寄せている。

「24得点でリーグ得点王争いトップに立っており、シュートコンバージョン率は29.6%と最高値。90分ごとに1得点もリーグベストだ。得点期待値は18.72で、難しいチャンスを決める力を高めている」
 
 そのうえで、同メディアは「だが、セルティックで愛される一方で、最近の代表での落選は困惑を引き起こしている」と報道。カタール・ワールドカップのメンバーに選ばれず、3月のインターナショナルウィークでも森保一監督に招集されなかったことに触れている。

「(日本のテレビ番組で放映された落選時の様子を伝え)悔しそうに、わずかに頭を揺らして、落選したことを認識した。28歳の彼にワールドカップ出場のチャンスは二度とないかもしれない。カメラはその表情をとらえる。彼の笑顔に慣れたファンにとっては、不快な光景だった」

 ショックでなかったはずがない。だが、古橋は笑顔を絶やすことなく、目の前の戦いに必死に取り組み続けた。その結果が30ゴールと新たなトロフィーだ。BBCは「キョウゴの反応は、トレードマークである笑顔の裏にある気質の強さを強調している」と伝えた。

「彼はセルティックを3冠寸前までけん引した。決して気取ることのない彼の才能を、監督やチームメイトが確信させる必要はなかったのだ」

 古橋はスコティッシュカップ決勝で3冠を達成することに集中しているだろう。その先に、代表復帰は待っているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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