負のスパイラルから抜け出せずにいる。

　チェルシーは現地時間５月２日に行なわれたプレミアリーグ第34節で、アーセナルと敵地で対戦。１－３で敗れ、これでリーグ４連敗となり、12位に落ちた。

　今季は低迷が続くチェルシー。二度の監督交代を行ない、現在はシーズン終了までの期限付きでレジェンドOBのフランク・ランパードが再び古巣を率いているが、調子は一向に上向いていかない。

　この現状を受け、現役時代はリバプールで活躍した元イングランド代表DFのジェイミー・キャラガーは、『Sky Sports』に「このクラブは現時点で完全に混乱している」と語ったという。英公共放送『BBC』が伝えた。

「チェルシーにとっては恥ずべきこと。まるで５人制のサッカーのようだ」
 

　ランパード政権下の戦績は、CLを含めれば、まさかの６連敗。キャラガーは「６連敗は、このクオリティの選手にとって許されることではない」と苦言。さらにこう続ける。

「チェルシーがどれだけ成功したかを考えてみてほしい。アーセナルが最後にタイトルを獲得して以来、彼らは19のトロフィーを獲得している。この12か月でここまで落ちぶれるとは、驚きの一言。許されることではない」

　チェルシーで10シーズン目を数えるキャプテンのセサル・アスピリクエタは「クラブに来て以来、最悪の成績だ」と肩を落とす。それでも、「ピッチでプレーするのは我々だ。好転させなければならない」と気丈に前を向いた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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