現地時間４月29日に開催されたプレミアリーグ第34節で、三笘薫を擁する８位のブライトンは、13位のウォルバーハンプトンとホームで対戦。６－０で大勝を収め、欧州カップ戦出場へ貴重な勝点３を手にした。

　中２日の過密日程を考慮され、主力のモイセス・カイセドやアレクシス・マク・アリステルと共に久々に先発を外れた三笘は、56分から途中出場。すると、幾度となく切れ味鋭いドリブルで左サイドを攻略したほか、猛烈なプレスでゴールラッシュを締め括るチーム６点目も演出した。

　ロベルト・デ・ゼルビ監督は、ターンオーバーを敢行したうえで、メンバー全員で掴んだ会心の勝利にご満悦のようで、英公共放送『BBC』のインタビューでこう語った。
【動画】途中出場直後！キレキレ三笘がウルブスの左サイドを攻略

「よりエネルギーを与えるために、５人の選手を変更したんだ。私は結果ではなく、選手たちのパフォーマンスをとても嬉しく思っている。ここ２試合は苦しかったが、今日、出した答えはファンタスティックだった。ドレッシングルームの中にいる人々のレベルは疑う余地がない。素晴らしい答えだ」

　さらに「今日は監督として最高の試合だった」とも伝えた指揮官は、最後にPK戦で敗れたFAカップ準決勝のリベンジも懸かる、次のマンチェスター・ユナイテッド戦へ決意を込めた。

「木曜のユナイテッド戦に向けて準備しなければならない。我々は欧州行きの目標を達成するに値するはずだ。彼らは偉大で素晴らしい選手たちだからね。今年はまた新たな挑戦をしているが、私たちはそれを達成できる。最も重要なのは、自分たちのDNAとスタイルを失わないことだ」

　この勢いのまま難敵ユナイテッドを飲み込み、欧州行きの可能性をより高められるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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