「現実を受け入れる。勝つチャンスはなかった」アーセナル指揮官、マンCに完敗を認める。敗因は?「怖さはなかったが…」

2023年04月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何が必要かは分からない」

アルテタ監督が完敗後に語ったことは?(C)Getty Images

 現地時間4月26日に開催されたプレミアリーグ第33節で、冨安健洋(怪我のため欠場)が所属する首位のアーセナルは、2位のマンチェスター・シティと敵地で対戦。1-4で敗れ、2試合消化の少ないシティとの勝点差は2に縮まった。

 3戦連続ドローで大一番に臨んだアーセナルは、7分に速攻から先制点を許すと、前半終了間際と後半開始早々にも失点。その後、何とか反撃に出るも、86分にロブ・ホールディングが1点を返すのが精一杯。後半アディショナルタイムには、決定機を外し続けていたアーリング・ハーランドにとどめを刺され、衝撃の大敗を喫した。

 英公共放送『BBC』によれば、ミケル・アルテタ監督は試合後、まさかの結果に悔しさを滲ませつつ、敗因をこう分析した。
【動画】マンC看板デ・ブライネのレベルが違う2ゴール
「相手に怖さはなかったと思うが、試合の入り方が良くなかった。ファースト、セカンドボールをことごとく失ってしまったからね。まあ選手たちがデュエルに勝つべきだったと言うのは簡単だが、ベストの状態のチームと対戦しなければならない時、それを実行するのは非常に難しい。

 私は現実を受け入れる。それが前に進むための最良の方法だ。我々に試合に勝つチャンスはなかった。改善しなければならない。チームとしてベストを尽くす必要があることは分かっていた。ただ、それとはほど遠い状態だった」

 タイトル獲得へは、「何が必要かは分からない」と回答。とにかく目の前の課題に全力で取り組むだけだ。

「選手たちは苦しんでいるのだから、元気づけないと。飲み込むのは難しいけどね。チャンスを得るためには、残りの5試合全てに勝つ必要があるか? そうだと思う」

 19年ぶりのリーグ制覇への道のりは険しいものとなったが、完全に閉ざされたわけではない。まずは次節のチェルシー戦で5試合ぶりの白星を挙げ、復活の狼煙を上げられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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