ホーム今季初勝利に等々力が沸く
サポーターと喜びをともにする。嬉しい今季ホーム初勝利だった。写真:滝川敏之
[ルヴァン杯・第4節] 川崎6-0清水/4月19日/等々力陸上競技場
リーグ戦は2勝2分4敗の13位。ルヴァンカップは2分1敗のグループ最下位。怪我人が続出したこともあって、2023年の川崎には重苦しい空気が漂っていた。
それでも決して指針をぶらさなかったのは鬼木達監督である。「何より自分たちのやることを貫くのが大切」「苦しい時こそ成長できる機会」「勝てば流れを変えられる」。常にポジティブな言葉を発し、選手たちを引っ張ってきた。
迎えたルヴァンカップのグループステージ・4節の清水戦。リーグとのアウェー連戦が続く清水が若手主体のメンバー構成で挑んできた面はあるだろう。それでも、川崎らしく最後までゴールを目指し続けて6-0の快勝である。加えてようやく手にできた今季のホーム初勝利だ。
指揮官は試合前に呼びかけていたという。「このゲームをキッカケに、このチームを変えていきたい、変える日にしよう」と。「相手がどうとか、日程がどうとか、そういうことではなくて、自分たちにフォーカスをしてしっかり戦おう」と。
リーグ戦は2勝2分4敗の13位。ルヴァンカップは2分1敗のグループ最下位。怪我人が続出したこともあって、2023年の川崎には重苦しい空気が漂っていた。
それでも決して指針をぶらさなかったのは鬼木達監督である。「何より自分たちのやることを貫くのが大切」「苦しい時こそ成長できる機会」「勝てば流れを変えられる」。常にポジティブな言葉を発し、選手たちを引っ張ってきた。
迎えたルヴァンカップのグループステージ・4節の清水戦。リーグとのアウェー連戦が続く清水が若手主体のメンバー構成で挑んできた面はあるだろう。それでも、川崎らしく最後までゴールを目指し続けて6-0の快勝である。加えてようやく手にできた今季のホーム初勝利だ。
指揮官は試合前に呼びかけていたという。「このゲームをキッカケに、このチームを変えていきたい、変える日にしよう」と。「相手がどうとか、日程がどうとか、そういうことではなくて、自分たちにフォーカスをしてしっかり戦おう」と。
この言葉に応えたのが、貴重な先制点を含めて2ゴールを挙げた遠野大弥、中盤の底で攻守に貢献しゴールも奪った瀬古樹、チャナティップの負傷によって急遽出場しながら2ゴールを奪った脇坂泰斗、CBとして最終ラインを統率しCKからネットを揺らした車屋紳太郎、サイド起用に応えて仕掛け続けた山田新、左サイドで攻守に躍動した佐々木旭ら、ピッチに立った全員である。
佐々木は振り返る。
「毎試合気持ちは全員入っています。ただ、今日はリーグ戦になかなか出られていないメンバーで、みんなリーグ戦に出たいという気持ちも強く、そして何より等々力で勝てていなかったので、しっかり勝ちたいという想いが、試合の良い入りにつながったと思います」
佐々木と言えば今季、カタールに移籍した谷口彰悟から背番号5を継承し、大卒2年目へ懸ける想いは強かった。実際に開幕数戦では好プレーを披露。しかし、主戦場の左SBはチームの潤滑油となる登里享平と重なるポジションで、登里の戦列復帰後はベンチ外も経験した。
言葉にできない悔しさがあっただろう。それでも彼は常に笑顔を絶やさず、ポジティブに「今できることを続けていきたい」と語ってきた。
その想いが結実した清水戦である。守備では読みを利かせて力強くボールを奪い、攻撃に転じれば果敢に走ってボールを呼び込む。後半には左サイドをえぐって脇坂のゴールもアシストした。
「仕掛ければいけるんだという自信を得られた」
そう語る佐々木が今後に見据えるのは継続性である。
「毎年あるんです。しばらく出られなかった後に上手くいく試合が。でも継続できなくて。そこはずっと課題だと感じているのでパフォーマンスを継続できるようにしていきたい。
僕はノボリさんらから学ぶべきところはまだまだたくさんある。だからこそ、吸収しながら、自分の良さを出してチームのためにやっていきたいです」
【厳選ショット】大量6得点で待望の今季ホーム初勝利!|ルヴァンGS第4節 川崎6-0清水
【PHOTO】今季ホーム初勝利の歓喜に沸いた川崎フロンターレサポーター
佐々木は振り返る。
「毎試合気持ちは全員入っています。ただ、今日はリーグ戦になかなか出られていないメンバーで、みんなリーグ戦に出たいという気持ちも強く、そして何より等々力で勝てていなかったので、しっかり勝ちたいという想いが、試合の良い入りにつながったと思います」
佐々木と言えば今季、カタールに移籍した谷口彰悟から背番号5を継承し、大卒2年目へ懸ける想いは強かった。実際に開幕数戦では好プレーを披露。しかし、主戦場の左SBはチームの潤滑油となる登里享平と重なるポジションで、登里の戦列復帰後はベンチ外も経験した。
言葉にできない悔しさがあっただろう。それでも彼は常に笑顔を絶やさず、ポジティブに「今できることを続けていきたい」と語ってきた。
その想いが結実した清水戦である。守備では読みを利かせて力強くボールを奪い、攻撃に転じれば果敢に走ってボールを呼び込む。後半には左サイドをえぐって脇坂のゴールもアシストした。
「仕掛ければいけるんだという自信を得られた」
そう語る佐々木が今後に見据えるのは継続性である。
「毎年あるんです。しばらく出られなかった後に上手くいく試合が。でも継続できなくて。そこはずっと課題だと感じているのでパフォーマンスを継続できるようにしていきたい。
僕はノボリさんらから学ぶべきところはまだまだたくさんある。だからこそ、吸収しながら、自分の良さを出してチームのためにやっていきたいです」
【厳選ショット】大量6得点で待望の今季ホーム初勝利!|ルヴァンGS第4節 川崎6-0清水
【PHOTO】今季ホーム初勝利の歓喜に沸いた川崎フロンターレサポーター