世界主要リーグで最もPKが少ないのは? なんとJ2とJ1がトップ2に! 韓国や中国と比べると…

2023年04月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

FIFA関連機関がここ3シーズンを調査

Jリーグは世界的に見ると、かなりPKが少ないようだ。※写真はイメージ (C)SOCCER DIGEST

 ここ3年強の世界のサッカーシーンにおいて、日本は特にPKの笛が吹かれる頻度が低いという。

 国際サッカー連盟(FIFA)の教育研究機関でもある、スイスを拠点とするサッカー関連調査機関の『CIESフットボール・オブザーバトリー』は4月18日、世界の75リーグにおけるPKの頻度ランキングを発表した。

 対象とされているのは、2020年1月1日から2023年4月1日に行われた世界75リーグの国内リーグにおけるPKの頻度だ。

 これによると、対象期間のJ2でPKが与えられたのは613分ごとに1回。J1では520分ごとに1回となっている。これは75リーグで最低&2番目に低い頻度だ。3番目に頻度が低いのは、イングランド2部チャンピオンシップの434分ごとに1回だった。
 

 同じアジアでも韓国Kリーグが290分ごと、中国のスーパーリーグが270分ごと、オーストラリアのAリーグが253分ごとと、日本のJリーグは特にPK頻度が低い。なお、成功率はJ1が82.1%、J2が78.8%だ。

 逆にアジアで最もPK頻度が高かったのは、178分ごとに1回のサウジアラビアリーグ。これは75リーグ全体でもエジプトリーグの172分ごとに続く2位の頻度だった。全体3位はロシアのプレミアリーグで187分ごとに1回。これは欧州(UEFA)最高の頻度だった。

 欧州ではウクライナのプレミアリーグが197分ごと、トルコのシュペルリギが214分ごとと続き、いわゆる5大リーグではイタリア・セリエAの235分ごとが最高頻度となっている。

 その他の5大リーグは、フランスのリーグ・アンが245分ごと、スペインのラ・リーガが252分ごと、ドイツのブンデスリーガが289分ごと、イングランドのプレミアリーグが321分ごとだった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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