「よっしゃーって感じ」湘南の19歳FW鈴木章斗がJ初ゴールを解説!直前、2度のパスを受ける準備も明かす!

2023年04月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

阪南大高では選手権で得点王を獲得

横浜戦のゴールを振り返った鈴木。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 湘南ベルマーレは4月15日にレモンガススタジアム平塚で行なわれたJ1第8節で、横浜F・マリノス戦と対戦。FW鈴木章斗が同点弾を決めて1-1のドローに持ち込み、昨季王者から勝点1を奪取した。

 阪南大高時代に全国高校サッカー選手権で得点王に輝いた鈴木章は、22年に湘南に加入して、ルーキーイヤーは2試合に出場。天皇杯では1ゴールをマークした。2年目の今季は、ここまでリーグ戦で4試合に出場。ルヴァンカップのグループステージ第3節・清水エスパルス戦(3-0)では、ループ弾を決めていた。

 そんな19歳は、横浜戦の81分に貴重なゴールをゲットした。左サイドから杉岡大暉がクロスを上げると、ニアサイドで山田直輝が頭で触る。そのまま流れてきたボールを右足で流し込んだ。試合を振り出しに戻す一撃は、自身にとって嬉しいリーグ戦初得点でもあった。

 期待の若手ストライカーは、湘南が18日に公開した動画で、横浜戦について「勝てた試合というか。5位以上を目ざすうえで大事な相手。勝たないと上に行けない気持ちが大きかった」と語った。

 そして、得点シーンについては、シュートを放つ直前に2回、ボールを受ける準備をしていたと明かした。

「直輝君が外に運んでいる時にクロスの準備はしていた。(その直後に)直輝君から(奥野)耕平君に出た時、足元で受けるイメージがあって」
 
 2回ともパスは出てこなかったが、「耕平君がサイドに出した時に、大暉君がフリーだったので、時間も80分くらいだったので、(クロスが)来るかなとイメージがあって」と"3度目"の心の準備もできていたという。

 目論見通り杉岡が上げたクロスに、「直輝君が触るイメージというか、触るかな?と。そういう予測ができたからこそ足が出て。当たって気がついたら入ったって感じだった」として、VARでオフサイド判定となる不安があり、得点が認められた時には「よっしゃーって感じ」だったと振り返った。

 そして、「ちょっと触っただけで、ゴールに入ったのは。自分でも入ってびっくりした。相手(DF)が足を上げていなければオフサイドになっていたかな」と際どい勝負だったと分析した。

 次戦に向けては、ルヴァンカップで「次勝つとグループステージ突破も見えてくるし、本当に大事な一戦だと思っているので。チームの勝利に貢献できるように、次は必ず勝つので、応援よろしくお願いします」とファン・サポーターに呼び掛けた。

 湘南は、19日に行なわれるルヴァンカップのグループステージ第4節では敵地で浦和レッズと対戦。リーグ戦では23日開催の9節で、アウェーで名古屋グランパスと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「自分でも入ってびっくり」ベルマーレ鈴木章斗が明かす横浜戦のゴールの真相!

【PHOTO】ホーム平塚の地で勝利を見届けた、湘南ベルマーレサポーター!

【厳選ショット】鈴木章斗初ゴール!山田直輝2発弾!快勝で首位浮上!|ルヴァンGS第3節 湘南3-0清水

【PHOTO】あなたのタイプは?SDカメラマンが厳選した"イケメンJリーガー"を一挙紹介!(2023 J1編)

次ページ【動画】鈴木章斗が横浜戦のゴールの真相を明かす!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事