現地時間４月18日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝の第２レグで、チェルシーと王者レアル・マドリーが前者の本拠地スタンフォード・ブリッジで対戦した。

　敵地での第１レグを０－２で落としたチェルシーは11分、右サイドからのクロスのこぼれ球をフリーになっていたMFカンテが狙うも、枠を捉えられない。

　20分にはマドリーにチャンス。ロドリゴがエリア内でボールを受け、狭いスペースでシュートを狙うも、ポストに嫌われる。41分にもモドリッチが右サイドから絶妙のクロスを送り込んだが、ヴィニシウスが合わせられない。

　ペースを握っていたチェルシーにビッグチャンスが訪れたのは前半アディショナルタイム２分だ。右サイドからのグラウンダーのクロスをファーサイドでフリーになっていたククレジャが狙うも、GKクルトワのビッグセーブに阻まれる。

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　後半に入り、さらに攻勢を強めるホームチームは56分に、ハベルツがシュートを放つもクルトワの正面を突く。

　すると58分、右サイドでDFチャロバーのタックルをかわして一気に持ち込んだロドリゴが折り返し。ヴィニシウスからリターンパスを受けて、冷静にネットを揺らし、マドリーが先制する。

　これで2試合合計で３点をリードしたマドリーはチェルシーの攻撃をしたたかに凌ぐと、80分にカウンターから、バルベルデのラストパスを受けたロドリゴが流し込み、この日２点目を奪取。勝負を決めた。

　このまま２―０で快勝したマドリーがアグリゲートスコア４－０で勝ち抜け。３年連続のベスト４進出を果たした。

　準決勝では、バイエルン対マンチェスター・シティの勝者と対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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