「獲得できればミランに大きな意味」鎌田大地の新天地はどうなる?伊メディアが見解「欲しがるクラブには事欠かない。バルセロナや…」

2023年04月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ミランに生かすべき絶好機」と報道

フランクフルト退団が決定し、去就が注目されている鎌田。(C)Getty Images

 今季限りでの退団が正式に発表された。ここからは、新天地をめぐる報道が過熱していく。

 フランクフルトは4月12日、日本代表の鎌田大地が今シーズンをもって退団することを明らかにした。契約を満了して新たなクラブを探す鎌田には、様々な強豪が関心を寄せていると言われる。

 一時は同じブンデスリーガのドルトムント移籍が確実とも言われたが、本人はドイツ国外のクラブを望んでいるとのも噂もある。以前からリバプールなどプレミアリーグのクラブが興味を示しており、ほかにバルセロナやアトレティコ・マドリーのスペイン勢もたびたび名前が挙がっているところだ。

 イタリアでは、かねてからローマやミランが候補と言われてきた。後者は今季鳴り物入りで加入したトップ下のシャルル・デ・ケテラーレが無得点と期待を裏切る不振ぶり。背番号10を纏うブラヒム・ディアスが活躍しているが、レンタル契約が満了する今季終了後の去就は不透明だ。

 今回のフランクフルトの発表を受け、ミラン専門サイトは獲得のチャンスと報じている。
 
『milanlive.it』は13日、「ミランに生かすべき絶好機」と報道。『IL MILANISTA』は、「数か月前からミランはダイチ・カマダを追っている。中盤からトップ下、あるいはセカンドトップまで、複数の役割をこなすことができる日本人選手だ」と伝えた。

「欲しがるクラブには事欠かない。バルセロナやアトレティコも含まれる。このような選手を獲得できれば、ミランにとっては大きな意味があるだろう。大きな経験をもたらすはずだ」

 しかし、フリーで獲得可能とはいえ、経済力に恵まれないイタリア勢にとって、プレミアリーグのクラブやバルセロナと競って選手を招くのは容易なことではない。milanlive.itは「サラリーと代理人への手数料という点では、勝つのが簡単ではない争奪戦」とも記している。

 インスタグラムでフランクフルトに感謝のメッセージを投稿し、ひとつのサイクルに区切りをつけた鎌田が選ぶのはどんな道なのか。その決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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