「無心でゴールに向かうだけだった」4連勝で4位浮上!群馬のFW平松宗が決勝弾を振り返る。劣勢の前半からの修正点も明かす

2023年04月13日 野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

ロングボールを収めて、相手DFとの競り合いを制す

後半の開始直後に決勝点を挙げた平松(中)。写真:鈴木颯太朗

[J2第9節]大宮0-1群馬/4月12日/NACK5スタジアム大宮

 チームを勝利に導く、値千金の一撃だった。

 ザスパクサツ群馬は、敵地で大宮アルディージャに1-0で完封勝ち。FW平松宗が決めた虎の子の1点を守り切って、4連勝を飾った。

 46分、風間宏希が前線にロングボールを入れると、最前線にいた平松が反応。見事なトラップで収めると、相手DF浦上仁騎に背後からチェックされるなかで右足のアウトサイドでゴールに流し込んだ。

 今季初ゴールを決めた平松は試合後、劣勢だった前半戦を経て、「もう少し裏へ行こうというのは、前半できなかったところなので。そこもやることちゃんとやろうというのは、みんなで話し合い、監督から要求もあった」と明かした。
 
 そして、得点シーンを次のように振り返った。

「良いボールが来たので、無心でゴールに向かうだけだった。(浦上の守備は)引っ張られている感覚はあまりなくて、身体を入れられたので。後はゴールを決めるだけって感じだった。(相手GKが)チラッとは見えたけど。自分の感覚を信じてというか」

 難易度の高い右足のアウトサイドで放ったシュートだったが、「何か、足出ましたね」と笑った。

 チームは4連勝で4位に浮上。「チームみんなで勝っている結果。毎日、みんなが来てないメンバーも含めて毎日積み重ねている結果、そこはみんなで競争して、誰が出てもいいようにやっていきたい」と意気込みを見せた。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

【動画】「何か、足出ましたね」群馬FW平松宗が右足アウトサイドでゲットした決勝弾!

【PHOTO】サポーターが創り出す圧巻の光景で選手を後押し!Jリーグコレオグラフィー特集!

【PHOTO】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブ"美女チアリーダー"を一挙紹介!

次ページ【動画】群馬FW平松宗がアウトサイドでゲットした決勝弾!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事