「恐ろしく間違っていた」三笘薫の幻ゴール&PKなしの誤審を英識者がバッサリ!「本当に狂っている。いつ何時であってもPKだ」

2023年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「何の恩恵も与えず、2つのゴールを取り消した」

2つの不運な判定に泣いた三笘。(C)Getty Images

 三笘薫とブライトンにとって不運なゲームとなったのが、4月8日に開催されたプレミアリーグ第30節のトッテナム戦(1-2)だ。

 左サイドハーフで先発した三笘は17分、浮き球のパスに反応して見事に抜け出し、DFに押されながらもワントラップして右足でシュート。鮮やかにネットを揺らすも、トラップした際に腕にボールが当たったと判定され、VAR検証の末にハンドとなる。

 さらに71分には、敵陣ペナルティエリア内でピエール=エミル・ホイビュアに足を踏まれて転倒するも、ファウルを取ってもらえず。痛みで苦悶の表情を浮かべた日本代表アタッカーが、激しい口調でレフェリーに抗議したこのシーンは、翌日に審判を統括する組織『PGMOL』の最高責任者であるハワード・ウェブ氏が誤審を認め、ブライトンに謝罪することになった。

【動画】「とんでもない判定」「ありえない」と現地サポも激怒!ハンドで幻となった三笘のゴラッソ
 こうした判定を激しく批判したのが、英衛星放送『SKY SPORTS』の名物コメンテーター、ジェフ・ステリング氏だ。英メディア『HITC』によれば、「私たちは VAR について話すが、VAR が好きな人は、95パーセントの決定が正しいと言っている。もちろんそうだ。なぜなら、95パーセントの判定は明白だからだ」と述べた後、件の判定についてこうこき下ろしている。

「しかし、(ミトマのハンドも)そうだったし、彼らは恐ろしく、恐ろしく間違っていた。VARは彼ら(ブライトン)に何の恩恵も与えず、2つのゴールを取り消した」

ステリング氏は三笘のPKなし判定については、「ハワード・ウェブ、ハワード・ウェブよ。本当に狂っているから、一言だけ。彼(ホイビュア)の足がミトマの足の上に降りて、彼(ミトマ)が倒れているのが分かる。これは、復活祭の土曜日を含む、いつ何時であってもPKだ!」

この誤審騒動は、まだまだ収まることがなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「シーズンを通じて最も明確なPK」「卑劣だ」と批判殺到!三笘が足を踏まれて苦悶の表情→怒りの抗議もファウルなし

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