三笘薫への"ノーPK判定"は英国で小さくない話題となっている。

　物議を醸しているのが、４月８日に開催されたプレミアリーグ第30節のトッテナム戦（１－２）、71分のシーンだ。

　CKの流れから三笘が敵ペナルティエリア内で相手MFピエール＝エミル・ホイビュアに足を踏まれて転倒。しかしファウルを取ってもらえず、怒りの表情で抗議をするシーンも見られた。

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　結局、審判を統括する組織『PGMOL』の最高責任者であるハワード・ウェブ氏が誤審を認め、ブライトンに謝罪することになったこの場面について、元イングランド代表のレジェンド、アラン・シアラー氏は英公共放送『BBC』の番組『Match of the Day』で「ひどい判定だった」とバッサリ。「これは明らかな誤審であり、大失態だ。明確なPKだった。きっと48時間以内に謝罪するだろうが（番組が放送されたのは謝罪前）、それだけでは十分ではない. 受け入れられない」とこき下ろした。

　また、トッテナムOBの元イングランド代表MFのダニー・マーフィー氏も、「信じられない。論理的な理由を見つけるのは難しい。私に言わせれば、完全に無能だ」と糾弾している。

　識者がこぞってPKだと主張するファウルが、なぜVARチェックでも見過ごされてしまったのか……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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