好守連発のアーセナル守護神、土壇場でリバプール撃破逃すも「何もないよりずっと良い」 鬼門の地で明日へ繋ぐ勝点ゲット

2023年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官も「アンフィールドではGKの活躍が必須だ」と称える

圧倒的な活躍を見せたラムスデイル。(C)Getty Images

 4月9日に開催されたプレミアリーグ第30節で、冨安健洋(右膝の怪我のため今季の残り試合は欠場)が所属する首位のアーセナルは、8位のリバプールと敵地アンフィールドで対戦。2-2のドローに終わり、1試合消化の少ない2位マンチェスター・シティとの勝点差は、「6」となった。

 先行したのはアーセナルだった。開始8分で絶好調のガブリエウ・マルチネッリが先制点を奪うと、28分にはガブリエウ・ジェズスが追加点を挙げ、リードを2点に広げた。

 しかし、前半終了間際の42分にモハメド・サラーに1点を返され迎えた後半は、終始押される苦しい展開となるなか、何とか耐え凌いでいたが、87分に途中出場のロベルト・フィルミーノに痛恨の被弾。それでも、その後の押せ押せとなった相手の猛攻は、守護神アーロン・ラムスデイルの度重なる好守で防ぎ、鬼門の地で最低限の勝点1を掴んだ。
【画像】まさに守護神!ラムスデイルが最終盤に見せた超人的セーブをチェック
 英公共放送『BBC』によれば、ラムスデイルは試合後のインタビューで「僕らは素晴らしかったと思う。50~60分間はとても良かったけど、2失点してしまった」と、手応えと反省を口にした。

「今、我々は戻って、再び構築する必要がある。勝点1は何もないよりずっと良い。監督も良い面に集中するように言うだろう。彼はとてもポジティブだ。これから数日で消化する」

 ミケル・アルテタ監督も「今日も素晴らしかった。アンフィールドではゴールキーパーの活躍が必須だ」と語ったように、特に最終盤で圧倒的な存在感を放ったラムスデイル。その際立つパフォーマンスが、勝点2を失ったショックを和らげた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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