途中出場のフィルミーノが土壇場で大仕事!リバプールが2-2に持ち込む!アーセナルは19年ぶり優勝へ痛恨ドロー

2023年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

サラーが痛恨のPK失敗も…

ヘッドで同点弾を叩き込んだフィルミーノ(9番)。(C)Getty Images

 現地時間4月9日に開催されたプレミアリーグの第30節で、8位のリバプールと冨安健洋が所属する首位のアーセナルが、前者の本拠地アンフィールドで激突。右膝の手術をした冨安は今季中に復帰できないため、この日もメンバー外となった。

 開始8分、アーセナルがいきなり先制点を奪う。ファン・ダイクの足に当たったボールを、ペナルティエリア手前で拾ったマルチネッリが上手く持ち運び、右足で押し込んだ。絶好調のブラジル代表FWは、直近のリーグ戦8試合で7点目となった。

 勢いに乗るアウェーチームはさらに17分、サイドチェンジを受けたサカのクロスに、ガブリエウ・ジェズスが飛び込むが、枠に押し込めない。

 追いかけるリバプールは20分に決定機が到来。ファビーニョの縦パスで抜け出したロバートソンがエリア内で左足を振り抜くが、惜しくも枠の右に外れる。

 迎えた28分には、マルチネッリのシンプルなクロスからG・ジェズスがヘッドで叩き込み、アーセナルがリードを2点に広げる。

 厳しい展開となったリバプールだが、42分にジョーンズ、ジョッタ、ヘンダーソンと繋がり、最後はサラーがファーでフィニッシュ。1点を返して前半を終える。
 
 息を吹き返したホームチームはサポーターの大声援に乗り、後半の立ち上がりから猛攻を仕掛けると、53分にジョッタがホールディングにエリア内で倒され、PKを獲得。しかし、キッカーを務めたサラーは左に外してしまう。

 61分にはリバプールが先に動き、チアゴとヌニェスを投入。さらに78分にはフィルミーノも送り込む。対してアーセナルは、80分にG・ジェズスとキャプテンのウーデゴーを下げ、トロサールとキビオルを入れる。
 
 81分にはヌニェスがGKラムスデイルと1対1になり、リバプールがビッグチャンスを迎えるも、好守に阻まれる。それでも87分、アレクサンダー=アーノルドのクロスにフィルミーノがヘッドで合わせ、土壇場で同点に追いつく。

 その後、両軍が6分のアディショナルタイムを含め、必死に勝ち越しを目ざすが、結局スコアは動かず。2-2で長い笛が吹かれた。

 リバプールは引き分けに持ち込んだ形になった一方で、アーセナルは19年ぶりのリーグ制覇へ痛恨のドローとなった。1試合消化の少ない2位のマンチェスター・シティとは勝点6差だ。今月26日には天下分け目の直接対決が控える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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