幻のゴールが現地でも物議を醸しているようだ。

　４月８日に開催されたプレミアリーグの第30節で、三笘薫が所属する６位のブライトンは４ポイント差で５位のトッテナムと対戦。１－２で痛恨の敗戦を喫した。

　試合の流れを大きく左右したのが、三笘のゴール取り消しだ。１点を先制されて迎えた17分、アレクシス・マク・アリステルの浮き球のパスを受けた22番が、ワントラップから右足でボレーシュート。後方から相手DFクリスティアン・ロメロに押されながら鮮やかにネットを揺らしたが、トラップの際に腕にボールが当たっていたとしてVAR検証の末にハンドとなる。ただ、肩、胸、腕かは微妙な位置だった。

【動画】「なんというゴールだ」と英メディアが激賞！三笘の絶妙アシスト→18歳アイルランド代表FWのゴラッソ

　英紙『The SUN』によれば、納得できないブライトンのサポーターは激怒。「奪われた」「ミトマの素晴らしいゴールはハンドで取り消された。とんでもない判定だ」「これは理不尽だ。ロメロがミトマを押した。それに腕よりも胸の方に当たったいた」「得点でなければPKだ。ロメロは明らかにミトマを押した」「まさかミトマがハンドだったなんてありえない。完璧に決まったゴールだった。VARは混乱している」といった怒りの声が上がっているという。

　後半にも、ダニー・ウェルベックのゴールがマク・アリステルのハンドで取り消されたブライトン。不運だったとしか言いようがない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「奪われた」「理不尽だ」と現地サポも激怒！幻となった三笘のゴラッソ

【動画】「足はっや」「初速おかしい」と反響！三笘が披露した高速ドリブル