痛恨敗戦で自身の記録もストップ…三笘薫の現地評価は?「ハンドで得点が認められずPKアピールも却下」「残念な午後だった」

2023年04月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

痛恨のボールロストで失点を招く

好調を維持していた三笘だが、トッテナム戦では得点取り消しもあって不発に終わった。(C)Getty Images

 4月8日に開催されたプレミアリーグの第30節で、三笘薫を擁する6位のブライトンは、2試合消化が多く、勝点4差で5位のトッテナムと敵地で対戦。ソン・フンミンに先制点を許した後、主将ルイス・ダンクのヘディング弾で一度は追いつくも、ハリー・ケインに勝ち越し点を奪われ、1-2で手痛い黒星を喫した。

 三笘薫は、いつも通り左サイドハーフで先発。17分には絶妙なタイミングで抜け出すと、ワントラップから鮮やかにネットを揺らすも、ハンドが取られ、得点は幻に。また、71分にピエール=エミル・ホイビェアに足を踏まれて倒された場面もノーPK判定で、判定は有利には働かなかった。

 公式戦7試合続いていた得点関与(ゴールかアシスト)は途切れ、攻撃面で不発に終わったなか、痛恨のミスを犯した。自陣でのボールロストが、ケインの決勝弾に繋がってしまったのだ。
 
 現地メディアはやや厳しめの評価を下しており、『90min』は採点記事で「6点」を付与。寸評には「ハンドでゴールが認められず、PKのアピールも却下された。惜しい場面もあったが、残念な午後だった」と綴った。

 また、『Sussex Live』も「6点」で、「前半、見事なフィニッシュを決めたものの、ハンドと判定され、少し不運だった。終始脅威だったが、スパーズの2点目は、自陣でボールを渡してしまい、その数秒後にボールがネットにかかったという失態を犯している」と伝えた。

 過密日程を強いられていたなか、次は1週間空き、不調のチェルシーと相まみえる。日本のエースはきっちりと休息を取ったうえで、トッテナム戦での課題を洗い出し、シーズン終盤で再び数字を伸ばせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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