「2チームの違いはキョウゴ」セルティックとレンジャーズの差は古橋亨梧? 宿敵OBが指摘「脅威。1秒でも気を抜けば…」

2023年04月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ディフェンダーたちを恐怖に陥れている」

今季もゴールを量産している古橋。(C)Getty Images

 アンジェ・ポステコグルーが就任したのは、セルティックが宿敵レンジャーズに王座を明け渡したときだった。だが、オーストラリア人監督が指揮を執るようになり、両者の立場は入れ替わっている。

 セルティックはポステコグルー体制1年目にリーグ王座を奪還。リーグカップとの2冠を果たした。今季もすでにリーグカップで連覇を達成。リーグ戦でも連覇に近づいており、さらには国内3冠の可能性も残している。レンジャーズはポステコグルー・セルティックの後塵を拝しているかたちだ。

 レンジャーズOBで元スコットランド代表のクリス・ボイドは、その最大の要因が古橋亨梧にあると考えている。グラスゴーに渡ってからゴールを量産している彼の存在が、両チームの現状につながっているとの見解を示した。
 
 ボイドは『Daily Record』で「2チームの今の違いは、メインストライカーにあると思う。セルティックには脅威となる選手がいるんだ。キョウゴに対しては、1秒でも気を抜けば抜け出される」と話した。

「彼のスピードと動きはディフェンダーたちを恐怖に陥れている。レンジャーズにとって絶対に必要なのは、まとまりを保ち、あちこちに引きずり出されないようにすることだ。彼のスピードと動きのために、10~15ヤード引かないことだね」

 古橋がレンジャーズにいれば、両チームの順位は入れ替わっているかと問われると、ボイドは「おそらくそうだろうね」と答えている。

「両チームにファンタスティックな選手たちがいる。だが、私にとって違いとなっているのは、キョウゴが決めてきたゴール、彼がセルティックにもたらしたことだ。彼はDFたちを恐れさせている」

 ポステコグルーは先日、古橋の動きに味方がついていけないと不満を表した。チームメートですら、いまだ完璧に古橋を理解できていないということだ。それだけ、古橋のプレーはスコットランドにおいて傑出しているということだろう。

 プレミアリーグからの関心も噂されるようになった古橋。レンジャーズ関係者やそのサポーターは、彼がセルティックから移籍することを望んでいるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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