自軍セルティックのエース古橋亨梧が日本代表戦選外となったなか、アンジェ・ポステコグルー監督が、同代表を率いる森保一監督との首脳会談を歓迎した。現地メディア『Daily Record』が４月１日付けで伝えている。

　古橋はスコットランドリーグトップの20ゴールを挙げるなど、攻撃の柱として強烈な存在感を発揮。森保ジャパンでの活躍にも期待が高まったが、チームメイトで、同様に主軸を張る旗手怜央と共に、カタール・ワールドカップに続き、３月の招集メンバーから漏れた。

　ただ、横浜F・マリノスでの監督経験もあり、日本サッカーへの造詣が深いオーストラリア人指揮官は「以前、ハジメが我々を訪れてくれた。日本代表のスタッフにも来てもらった例もある。特に問題ない」と楽観的な姿勢を見せている。

「ハジメのことは向こうにいた時からよく知っている。また会えれば嬉しいね。我々は
誰にとっても非常に歓迎されるクラブだ」
 

　また、当の古橋本人にも言及。「彼はとても野心的だ。そうでなければ、あのレベルでプレーできない。失望しているのは間違いない。彼は日本代表の一員になりたいと思っているし、インパクトを与えられると感じている」と、心の内を察した。

「モチベーションにしている部分はあるだろうね。セルティックで活躍し、ゴールを決め、サポーターを沸かせたい。そうすれば、復帰の最高のチャンスになると思っているはずだ。

　キョウゴは素晴らしい人生観を持っていて、ナイスガイで優しい心の持ち主だ。いつもニコニコしていて、誰とでも仲良くなれる。でも、それに惑わされないでほしい。彼には覚悟があり、できることは全てやるつもりだ」

　ポステコグルー監督は、笑顔の裏に隠された、愛弟子の熱いハートをしっかりと理解しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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