「Jリーグでは体感できない」無念のHT交代…町野修斗はコロンビアの何に“世界基準”を感じたのか「相当凄かった」

2023年03月29日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「ちょっと判断を誤ってしまうと…」

代表初先発も、ハーフタイムに交代となった町野。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

[キリンチャレンジカップ]日本 1−2 コロンビア/3月28日/ヨドコウ桜スタジアム

 1トップで日本代表初先発を飾り、無念のハーフタイム交代となった町野修斗(湘南ベルマーレ)は試合後、厳しい表情を崩さなかった。

 果敢にプレスを掛け、三笘薫(ブライトン)の先制点にも絡んだ。味方を活かす効果的な動きもあった。だが、シュートは一本も打てなかった。

「フォワードとしては基点になることは求められてたんで、もっと基点になりたかったし、得点のシーンはいい形でしたけど、シュートゼロだったんで、まだまだだと思います」
 
 そう試合を振り返った23歳のストライカーは、コロンビアのディフェンスに"世界基準"を感じたようだ。

「Jリーグの選手たちとは足の長さも相当(違う)。懐も深くて、ちょっと判断を誤ってしまうと、足下に来られてしまうというのが、僕もそうですけどチームとして多かった。Jリーグでは体感できないことだったので、Jリーグでは余裕を持ってプレーできるんじゃないかと思います」

 町野は「(自身は)初めて南米(のチーム)とやって、ボールに来る迫力だったり、圧は相当凄いものがあった」と話し、圧力を感じながらプレーしていたと打ち明けた。

 この経験をまずはJリーグの舞台で活かせるか。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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