「ゲームプランが崩れてしまった」途中投入の久保建英が指摘した“誤算”「流れがすごく悪かったので…」

2023年03月29日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「ちょっと雑になってしまった」

途中出場の久保が試合を振り返った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

[キリンチャレンジカップ]日本 1−2 コロンビア/3月28日/ヨドコウ桜スタジアム

 新型コロナウイルスの検査で陰性の確認ができず、ウルグアイ戦を欠場した久保建英に待ちに待った出番がやって来たのは59分。1-1の状況だった。

「流れがすごく悪かった。間で受けたりして、こっちの流れに持って行こうという意図だったんですけど、監督も失点をするつもりで僕らを送り出してはないので、そこでゲームプランが崩れてしまった」

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 21歳のレフティが悔やんだのは、投入から2分後に鮮やかなオーバーヘッドで許した逆転弾だ。「あそこで巻き返せるだろうというところで失点してしまったのが、誤算だった」と振り返った。

「やる気満々だが、チーム練習をしていない」(森保一監督)という理由で、ベンチスタートとなった自身のプレーについては、「ちょっと雑になってしまった。点を取るところでいかに冷静でいられるかが大事。本来の落ち着きがあれば、通ったパスだったし、決められたシュートだった」と反省。気持ちが先走ってしまったと明かしている。

「1試合目に出られなかったという不甲斐なさは抑えつつ、もっと落ち着いてプレーできたら良かった」

 後半アディショナルタイムには、相手にタックルを受けて、激昂するシーンもあった久保。冷静さを欠いた点を認めた。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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