［キリンチャレンジカップ］日本 １−２ コロンビア／３月28日／ヨドコウ桜スタジアム

 ウルグアイ戦まで代表戦ではトップ下が主戦場だった鎌田が、コロンビア戦ではボランチでスタメン。フランクフルトで任されているポジションに配置され、中盤の底で守田とコンビを組む形になった。

　試合直後から良いタイミングでボールを最終ラインから引き出すなど、攻撃の中継点として存在感。三笘とのパス交換中にミスがあったりと軽いプレーもあったが、出場した45分間のプレーを振り返れば全体的にポジティブな印象を残した。
 

　そんな鎌田のボランチ起用について、森保監督は意図を次のように説明した。

「我々の戦い方の選択肢を増やす意味で、所属チームでやっているボランチのポジションを代表でもということで起用しました。実際、カタール・ワールドカップのドイツ戦でもやってもらいましたが、改めて選択肢を増やしたい意図を持ってやりました」

　この日、鎌田は前半だけで交代。出来が悪かったわけではなく、森保監督曰く「予め決めていたもの」だった。鎌田が抜けた後半、日本のパフォーマンスが今ひとつだった事実を踏まえれば、今後、代表戦で鎌田がボランチに固定されても不思議はないだろう。

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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