３月27日、翌日にキリンチャレンジカップのコロンビア戦を控えた日本代表が、会場となるヨドコウ桜スタジアムで前日練習を実施した。冒頭の15分のみが公開され、前田大然（セルティック）が故障のために離脱したなか、25人全員がトレーニングに参加した。

　ウルグアイ戦では４―２―３―１の左サイドハーフで先発し、何度か長い距離のドリブルを披露して観衆を沸かせた三笘薫（ブライトン）は、練習後の囲み取材で、高まる期待度についてこう心境を明かした。

「正直、あのスタジアムの歓声とか、ドリブルしている時の歓声とかに驚くことが多くて。あっち（英国）にいては分からない熱とか、報道の数とか感じている」

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　世界最高峰のプレミアリーグで躍動するアタッカーは「責任を持ってやらないと自覚していますし、周りがそういう目を向けてくれるのは選手としては嬉しいこと。注目の数に実力が追いつけていけばいい話なので、そういう風にポジティブに捉えて今までやってきているので、そこに対してプレッシャーをすごく感じている訳ではないです」と続けた。

　注目される点について、「心地よくはないですね、そんなに。相対的に同じくらいであってほしいんですけど、注目が勝っているのは事実なので」と本音も。それでも、「それをより早く自分ももっともっと強くなって、追いつきたい気持ちでやっています」と意気込みを見せた。

　明日のコロンビア戦でも観客を沸かせてくれるはずだ。

取材・文●江國 森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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