「目には涙が浮かんでいた」現役引退のエジルがマドリー退団を回顧!アーセナルにはエール「リーグのタイトルを獲得できれば嬉しい」

2023年03月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

マドリーでは2010年から3シーズンに渡りプレー

現役を引退したエジルが自身のキャリアを回顧。(C)Getty Images

 現役を引退した元ドイツ代表のメスト・エジルが、キャリアを振り返った。
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 2006年にシャルケでプロデビューを果たしたエジルは、2008年にブレーメンに加入。その後、2010年の南アフリカ・ワールドカップでの活躍によって、同年8月にレアル・マドリーに移籍し、3シーズンを過ごした。2013年9月からアーセナルに7シーズン在籍した後、フェネルバフチェ、イスタンブールとトルコのクラブを渡り歩き、現役生活を終えた。

 スペイン紙『MARCA』のインタビューに応じたエジルは、2013年のマドリー退団を回顧。主力として活躍しながらも、クラブを去ることとなった当時の心境を「とても悲しかった」と明かした。
 
「マドリーでの3年間は、素晴らしい時間を過ごすことができた。本当に幸せだった。でも、いろいろなことが起こって、そのシーズンの初めに突然、僕は出場時間が少なくなり、フロレンティーノ・ペレス会長と僕の父や代理人との間に確執が生まれたんだ。

 新しいクラブを探さなければならなくなり、僕にとっては辛い出来事だった。飛行機が離陸して飛び始めた瞬間、目には涙が浮かんでいた。終わったと実感した瞬間だったよ」

 またキャリアの中で最も長く在籍したアーセナルについては、「最初の数年間はとても良かった。チャンピンオンズリーグでプレーし、素晴らしい選手とアーセン・ヴェンゲルのような偉大な監督を擁するチームだった。

 いつも応援してくれているアーセナルのファンには、最高の状態でいてほしいと願っている。彼らがプレミアリーグのタイトルを獲得できれば嬉しいね」と、今季はプレミアで首位を走る古巣へエールを送った。

 19季ぶりにリーグ優勝を目ざすアーセナルは、エジルの期待に応えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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