「マークするのが大変」なぜ古橋亨梧は止められないのか。対戦相手が“凄さ”を解説! 「あまり話題にならないけど…」

2023年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

公式戦26ゴールと得点を量産

相手チームを恐怖に落とし入れている古橋。(C)Getty Images

 2021年夏にアンジェ・ポステコグルー監督の招きでセルティックに移籍して以降、古橋亨梧はスコットランドのライバルたちを恐怖に陥れてきた。

 2年目の今季、古橋は公式戦で26ゴールと得点を量産。ケガで後半戦を棒に振った昨季の20得点を早くも上回り、すでにリーグカップを制した国内で3冠を目ざすチームに大きく貢献している。

 周知のように、誰もが称賛するのが、古橋の巧みな動きだ。ライバルからは、見た目以上に止めるのが難しいとの声が寄せられている。

 なぜ古橋を止められないのか。『footballscotland』によると、2019-20シーズンまでセルティックの宿敵レンジャーズに在籍し、現在はハーツでプレーするMFアンディ・ハリデイは「なぜか教えよう。彼が5ヤードもオフサイドの位置にいるからだよ。マークするのが大変なんだ」と話した。

「100%、彼らが取り組んでいることだ。対応が大変なんだよ。ボールが右サイドにいくと、キョウゴは10ヤードのオフサイドの位置にいて、マエダとかが逆サイドで10ヤードのオフサイドなんだ」
 
 ハリデイは「4バックでも5バックでも、下がりたくはないものだ。ボックス内を固めてプレーさせるだけだ」と続けている。

「あまり話題にならないけど、彼らは裏を取るのが常に脅威なんだよ。僕らとの試合の同点弾のように、ひとつの動きでキョウゴは抜け出す。今シーズンの彼らは簡単にあのゴールを25回も決めているんだ。彼らが取り組んでいることだよ」

 ポステコグルーは最近、チームが古橋の動きを生かし切れていないと不満を表していた。味方が対応しきれていないのであれば、対戦相手たちが苦しむのは当然かもしれない。

 28歳のストライカーがシーズン終了までにゴール数をどこまで伸ばせるのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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