「来季を最後にしたい」45歳ブッフォンが引退時期を明言!人生最大の過ち、最も美しい経験も明かす「自由人のようになれた」

2023年03月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

現在はキャリアの原点パルマでプレー

イタリア代表歴代最多キャップを誇るブッフォン。(C)Getty Images

 元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンが、パリ・サンジェルマン退団を振り返った。英紙『Daily Mail』が3月22日付けで伝えている。

 アッズーリ歴代最多の176キャップを誇る45歳の守護神は、2018年夏に長年在籍したユベントスからパリSGへ加入。ただ、わずか1年で別れを告げ、ユベントスへ復帰した。

 ブッフォンは「退団は人生最大の過ちだった。1000万ユーロ(約14億円)を手放した」と回想。決断を下した理由は、当時ポジションを争ったライバルで、現在はウェストハムのゴールを守るアルフォンス・アレオラの名を持ち出し、こう明かした。

「アレオラがチャンピオンズリーグでプレーすると言われたんだ。受け入れられなかったよ。それに値する者がプレーするべきだ。だからユーベに戻ったんだ。でもその後、後悔したよ。アレオラが怪我をして、その代わりにケイラー・ナバスと契約したからね!」

【動画】ピッチ外でも無双! ジャンケンで驚異的な強さを発揮するブッフォン

 ただ、フランスで過ごした日々は、かつてないほど充実。それだけに、後悔の念が強いようだ。
 
「人生で最も美しい経験だった。まるで自由人のような気分になれたからね。すぐにフランス語を覚え、道行く人に話しかけ、美術館を訪れ……。素晴らしいチームでプレーしているという実感があった」

 現在はキャリアの原点パルマで再び正守護神を務めるなか、注目の引き際にも具体的に言及。「来シーズンを最後に引退したい」と明言した。

「これ以上はない。私は競争心が強いし、バックアップキーパーと見なされるのは嫌なんだ」

 セリエBのパルマは30試合を終えた時点で9位に位置。自動昇格は厳しい状況となっているが、昇格プレーオフ圏内とはわずか勝点1差だ。熾烈な昇格争いを制し、イタリアのスーパーレジェンドは、最後に母国のトップリーグへカムバックを果たせるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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