「リーグ最高の2人。本当に納得できない」古橋と旗手の森保J選外に元スコットランド代表MFも苦言!「マエダはキョウゴやハタテのレベルにない」

2023年03月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

「彼らに敬意を欠いている」

古橋(左)と旗手(右)の落選はスコットランドで物議を醸している。 (C)Getty Images

 スコットランドリーグでは、セルティックとレンジャーズの力が突出している。これは周知のことだ。リーグ全体の競争力に疑問符がつけられるのも、今に始まったことではない。

 だが、日本代表の森保一監督が古橋亨梧と旗手怜央を招集しなかった理由を説明するなかで、「リーグのレベル」にも言及したことで、スコットランドでは議論となった。サムライブルーの指揮官に批判的な声も少なくない。

 セルティックOBの元スコットランド代表MFクリス・コモンズも、森保監督の選択に異を唱えている。『Glasgow Times』によると、コモンズは『Daily Mail』で「(古橋と旗手が)引き続き日本代表から外れていることは不可思議だ。スコットランド最高の2選手であり、おそらく年間最優秀選手の有力候補2名だ」と主張した。

「ハジメ・モリヤスが彼らを外した理由としてスコットランドリーグの全般のクオリティを疑問視したことは、本当に納得できない。ダイゼン・マエダが選出されているのだからね。マエダは良い選手だ。だが、技術的にキョウゴやハタテのレベルにはない」

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 コモンズは「日本の監督には彼の意見を持つ権利がある。リーグ全体のクオリティに関して彼と議論をするつもりはない。オールドファームの2クラブとそれ以外の差は大きいし、大きくなるばかりだ。だが、リーグトップクラスの2選手を外すもっともな理由だとは思えない」と続けている。

「まず何よりも彼らに敬意を欠いている。セルティックやアンジェ・ポステコグルー監督の下で彼らがやってきたサッカーに対する敬意も欠いている。キョウゴとハタテが引き続き選外となることで、彼らが休んでもっとフレッシュになれれば、日本の損失はセルティックの利益になるだろうがね」

 古橋は公式戦26ゴール、旗手は得点とアシストの双方で二桁に迫るなど、今季はともにリーグ有数の活躍を見せている2人だけに、森保監督を疑問視する声は後を絶たなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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