現地時間３月15日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）ラウンド16の第２レグで、レアル・マドリーとリバプールが、前者の本拠地サンティアゴ・ベルナベウで激突した。

　第１レグを２－５で落とし、後がないリバプールは18分、サラーのペナルティエリア右からのクロスにジョッタがボレーで合わせるも、枠を捉えきれない。

　連覇を目ざすマドリーはその直後、カマビンガがエリア手前から鋭いシュートを放つが、GKアリソンのビッグセーブに遭う。22分のモドリッチのミドルシュートも、惜しくもクロスバーの上を越える。

　スコアレスで折り返すと、53分にマドリーが決定機を創出。ベンゼマのパスからバルベルデがアリソンと１対１になるが、シュートは足で阻まれ、仕留められない。
 

　最低でも３点が必要なリバプールは、57分に２枚替えを敢行。ヌニェスとジョッタを下げ、フィルミーノとエリオットを送り込む。ただ、その後も決定的な場面を作れず。劣勢のまま時間だけが経過していく。

　迎えた78分、ヴィニシウスが一度はシュートを空振りながらも、倒れ込みながら決死のラストパス。これを受けたベンゼマが流し込み、白い巨人が突破をほぼ決定づける１点を奪う。

　結局、試合はこのまま１－０でタイムアップ。史上最多14度の戴冠を誇る王者マドリーが、２戦合計６－２で昨シーズンの決勝に続いてリバプールを破り、３年連続でベスト８に駒を進めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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