三笘薫が所属するブライトンは現地３月15日、延期となっていたプレミアリーグ第７節のクリスタル・パレス戦に臨む。

　その前日会見でロベルト・デ・ゼルビ監督が三笘について言及した。クラブの公式ホームページが紹介している。

　周知の通り、１年目のブライトンで25歳の日本代表アタッカーは崩しの急先鋒として躍動。13日には英メディア『90MIN』が「ブライトンは、ミトマに新しい長期契約をオファーする予定である」と伝えた。メガクラブが注目していると報じられるなか、基本的にはクラブは「非売品」と見ているということだろう。

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　そんななか、デ・ゼルビ監督は「ミトマは我々にとってチームの重要なパーツだ。最後の25メートルでの１対１で、彼は最も重要な選手のひとりだからだ」と賞賛しつつ、残留の必要性を説いた。

「（今冬にアーセナルへの移籍を直訴したモイセス・）カイセドの時と同じ考えだと繰り返したい。彼（三笘）にとってはプレミアリーグでの最初の年であり、我々にとって重要であると同時に、彼にとっても、もう１年プレーするのが大事なんだ」

　イタリアの智将は「移籍市場について話すにはまだ時間ある。あと３か月間プレーし、目標を達成する必要があるからだ」と続けている。

　アーセナルからのオファーを断ったカイセドのケースと同様、ブライトンは三笘を手放すつもりはなさそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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