「ハタテという新たなヒーローがいた」セルティック指揮官が就任100試合、地元紙がベストゲーム5選に旗手怜央“衝撃2発”のダービーを選出!「優勝へのきっかけとなった」

2023年03月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「日本から獲得した彼が2得点を挙げた」

自身最初のオールドファームで2ゴールを叩き込んだ旗手。(C)Getty Images

 就任から約1年9か月。アンジェ・ポステコグルー監督はセルティックで采配を振るうようになって100試合目を迎えた。この間、日本からスコットランドに飛び立ったオーストラリア人指揮官は、転換期を迎えていたチームを新たな黄金期へと導きつつある。

 3月8日のハーツ戦がセルティックでの通算100試合目だったポステコグルー監督。この100試合で同監督はリーグ王座奪還を含む3つのタイトルを獲得してきた。10連覇を逃し、宿敵レンジャーズにリーグ王者の地位を明け渡していたセルティックを復活させたのだ。

『footballscotland』は3月9日、ポステコグルー体制の100試合における5つのベストゲームを選出した。日本人選手が活躍した試合も欠かせない。同メディアが選んだのは、以下の5試合だ。

対セント・ミレン(2021年8月21日、6-0)
対レンジャーズ(2022年2月2日、3-0)
対セント・ジョンストン(2022年4月9日、7-0)
対レンジャーズ(2022年8月3日、4-0)
対ダンディー(2022年8月28日、9-0)
 
 充実の内容で得点を量産した試合に加え、やはり宿敵相手の快勝が選出された。特に3-0で勝利したオールドファームは、加入1か月だった旗手怜央の大活躍が思い出される。

 冬のマーケットで移籍したばかりの旗手だったが、前半に2ゴールを挙げると、後半にもアシストを記録。全3得点を生み出した活躍でマン・オブ・ザ・マッチに選出され、初のダービーでの躍動からサポーターの心を一気につかんだ。

 footballscotlandは「街にはレオ・ハタテという新たなヒーローがいた」と紹介。「日本から獲得した彼が2得点を挙げ、この勝利が優勝へのきっかけとなった」と、リーグタイトルにつながる大きな一戦となったと伝えている。

ポステコグルー監督がいつまでセルティックで指揮を執るかは分からず、プレミアリーグ挑戦の噂は後を絶たない。だが、グラスゴーのファンは、まだまだ"ボス"がセルティックをさらなる高みへと導き、前述の5試合を上回るような好ゲームを繰り広げることを願っているだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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