「最初からプレーしたほうが楽だけど…」三笘薫、スタメンとスーパーサブの“違い”に本音!日本人得点記録更新には「できるだけ伸ばしたい」

2023年03月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「両方をこなせるのが自分の強み」

ウェストハム戦でプレミアの日本人得点記録に並んだ三笘。(C)SOCCER DIGEST

 ブライトンの三笘薫は、3月4日のウェストハム戦で技ありのスライディング弾を決め、プレミアリーグで今季6点目を奪取。香川真司(当時マンチェスター・ユナイテッド)と岡崎慎司(当時レスター)が持つプレミアの日本人シーズン最多得点記録に並んだ。

 3月7日にクラブの公式ホームページに掲載されたインタビューで、三笘は「記録のことは知っているよ。できるだけ伸ばしたいけど、そう簡単にはいかない。チームは(ウェストハム戦で)いいプレーをして、それが僕に得点のチャンスを与えてくれた」と語っている。

「まずはチームのためにプレーし、それから自分でゴールを目ざす。毎試合良い結果を残してこそ、先発としてプレーし続けることができるんだ」
 
 カタール・ワールドカップ以降、ブライトンでは不動の左サイドハーフに定着した25歳は、しかし日本代表ではスーパーサブ。W杯でもすべて途中出場だった。

「最初からプレーすれば、ワイドにプレーしたり、特定のポジションを取ったり、対戦相手に対処したり、物事をコントロールできるけど、対戦相手によって変化する可能性がある。最初からプレーしたほうが楽だけど、ベンチからできることもある。その両方をこなせるのが自分の強みだと思う」

 評価を高めるアタッカーは、「すべての試合に自信を持って取り組んでいるけど、ここ数試合、良い結果が得られなかったのは事実」と話し、こう続けている。

「ウェストハムは順位が低かったので、良い試合をしなければならないと思った。(1試合の出場停止でスタンド観戦だったロベルト・デ・ゼルビ)監督がベンチから見ていなくても、いいところを見せられたと思う。重要なのは僕たちのクオリティを示し続けることだ」

 ブライトンは3月11日、リーズとのアウェーゲームに挑む。三笘の新記録達成に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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