ここまでプレミアリーグで８位と健闘しているブライトンは、いずれもその原動力となっているエクアドル代表MFモイセス・カイセド、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリステル、そして日本代表MF三笘薫らが、ビッグクラブからの関心を集めている。

　実際、カイセドは今冬にアーセナルからオファーがあり、本人も移籍を志願したが、ブライトンが拒否している。

　英メディア『Football365』は３月７日、「ブライトンは今シーズン、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で躍進している。ただ、彼らにとって残念なことに、うまくいくということは、いわゆる『ビッグ６』が最高のプレーヤーの周りをサメのように旋回することを意味する」と綴り、その３選手の去就について報じている。

　まず、移籍直訴から一転、先週に４年の契約更新をしたカイセドについては、「チェルシー、リバプール、マンチェスター・ユナイテッドはいずれもカイセドに関心を持っており、彼が先週新たな長期契約を結んだという事実に躊躇することはない」と伝えた。

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　そして、「夏の関心の対象となる可能性のある他の２人のプレーヤーは、マク・アリステルとウインガーのミトマだ。ブライトンが未知数の選手と契約を結び、5000万ポンド（約80億円）以上の選手に変えたというとんでもない実績はバカげている」と驚嘆。こう見立てている。

「多くのクラブが新たなMFを必要としていることを考えると、マク・アリステルはミトマよりも退団する可能性が高い」

　記事は、「リバプールは夏に少なくとも２人のMFと契約すると予想されており、（ドルトムントの）ジュード・ベリンガムがトップターゲットだ。また、（ウェストハムのデクラン・）ライス、マク・アリステル、カイセド、チェルシーのメイソン・マウント、ボルシアMGの（クアディオ・）コネにも関心を持っている」と続けている。

　三笘を含め、ブライトンはどれだけ選手を維持できるのか。欧州カップ戦の出場権を獲得できるかもポイントとなりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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