「キョウゴは利他的なチームプレーヤーだ」ゴール量産の古橋亨梧、元スコットランド代表の宿敵OBが“献身性”を絶賛!「これ以上ないほど…」

2023年03月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自らが走ることのできる選手」

リーグカップの決勝ではレンジャーズを相手に2ゴールを挙げた古橋。(C)Getty Images

 ストライカーである以上、最大の仕事はゴールを決めることだ。古橋亨梧が高く評価され、周囲の信頼を獲得してきたのも、移籍してから常に得点を量産してきたからである。

 ケガで離脱を余儀なくされた昨季後半戦を除き、古橋は絶えずネットを揺らしてきた。今シーズンは公式戦ですでに24ゴールも挙げている。

 加えて、大一番での得点力も魅力だ。先日のリーグカップ決勝でも2ゴールをマークし、セルティックにタイトルをもたらした。リーグカップ決勝での2得点は昨季に続き2年連続の快挙だ。

 その決勝でセルティックに敗れた宿敵レンジャーズのOBである元スコットランド代表のクリス・ボイドは、『THE Sun』で「キョウゴ・フルハシはこれ以上ないというほどポステコグルーのために与えてきた」と、加入以降の功績を称賛している。
 
 ただ、現代サッカーにおいて、攻撃の選手の仕事には守備も含まれる。ボイドは「セルティックにはキョウゴという利他的なチームプレーヤーがいる。より大きな利益のために、自らが走ることのできる選手だ」と、エゴではなく、チームのために戦うプレーヤーとも評価した。

「キョウゴの動きとエネルギーは、セルティックのミッドフィルダーたちに、機会があれば彼を追い越して走らせることができる。彼らはそれをしてきた。彼らがそれをやれたのは、必要ならキョウゴがカバーしてくれると、懸命に戻って守備をしてくれると分かっているからだ」

 ボイドは古橋と比較するように、レンジャーズのアルフレド・モレーロスの出来が十分ではないと指摘。「申し訳ないが直近の彼はふさわしくない」と、古巣に今季限りでの放出を進言している。 

 公に発言する機会があるたびに、チームやサポーターら周囲に対する感謝の言葉を口にし、さらなる成長への意気込みを見せる古橋が、どこまでの高みにたどり着けるか楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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