３月３日に、スコットランドリーグの２月の月間MVPが発表され、セルティックの旗手怜央が選出された。

　２月は公式戦５試合に出場したMFは、２度の１試合２ゴールを挙げ、計４ゴール。さらに、先日のリーグカップ決勝で古橋亨梧の２点目をお膳立てするなど２アシストをマークした。

　その旗手を絶賛したのが、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督だ。『STV』によれば、「彼が昨年加入して以来、すぐに影響を与えたと言っても過言ではない。Jリーグのシーズンを終えて、最初の６か月は彼にとって大変だったのは間違いない」と話し、こう続けている。

「今シーズンは、強力なプレシーズンの後、彼は一年中本当に強力だ。ワールドカップの中断以来、彼は明らかに別のレベルに達した。ただ、少なくともさらに（上がるべき）いくつかのレベルがあると思う。レオと彼の考え方を知っているので、間違いなくそのレベルたどり着けると思う」
 

　オーストラリア人指揮官は「彼はできる限り最高の選手になろうと強く決意している。彼一人ではなく、グループ全体がその特徴を持っている。レオはその考え方に適した環境に来ているので、それが助けになると思う」と話している。

「時々、そのような考え方を持っていても、それを養うのを許さない環境に入ってしまうこともある。彼はここで志を同じくする人がいる場所に足を踏み入れた。彼らも自分ができる限りベストになりたいと思っていて、非常に野心的であり、コーチングスタッフも野心的だ。だから、レオのような選手はその中で成長できるんだ」

　目に見える速さで成長を遂げている旗手。セルティックに長くは留めて置けないことは、ポステコグルーも覚悟しているかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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