三笘薫が所属するブライトンは現地２月28日に行なわれたFAカップの５回戦で、２部のストークとアウェーで対戦。１－０で白星を挙げ、ベスト８入りを果たしている。

　４－２－３－１の左サイドハーフで先発した三笘は、30分に決まった決勝点をアシスト。CBルイス・ダンクの縦パスに反応して裏のスペースに抜け出ると、GKを引きつけて中央へダイレクトパス。CFエバン・ファーガソンが無人のゴールに流し込んだ。
 

　ブライトンの地元メディア『Sussexlive』が３月２日に掲載した記事によれば、プレアシストをしたキャプテンのダンクは「明らかに、カオルは猛烈なスピードを持っており、彼の走るタイミングをより理解しようとしている。それがうまくいったね」と話し、こう続けている。

「願わくば、彼にもっと多くのパスをできるようにしたい。彼が裏のスペースに走ると、脅威であり危険だからね。エバンにゴールを決めさせたのは、彼がいかに利己的でないかを示している」

　自分でもシュートを打てる場面で、より確実な選択肢を選んでパスを出した三笘に賛辞を贈った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】利己的ではない」ブライトン主将が賛辞！鋭い飛び出し→シュートを打たずに折り返した三笘の絶妙アシスト