チームは大苦戦しているものの、ジョアン・フェリックスは新天地でのプレーに快適さを感じているようだ。

　23歳のポルトガル代表FWは、2019年夏にベンフィカから１億2600万ユーロ（当時のレートで約157億円）もの移籍金でアトレティコ・マドリーに加入。４年目の今シーズンは、開幕戦で３アシストをマークするも、以降は期待されたほどのパフォーマンスは披露できず。１月に今シーズン終了までの期限付きでチェルシーに移籍した。

　迎えたイングランドデビュー戦、いきなり一発退場とまさかのスタートを切るも、出場停止明け初戦できっちりと初ゴールをゲット。プレミアリーグ10位に沈み、深刻な得点不足に陥っている名門にあって、救世主としての期待が高まっている。
【画像】「恐ろしい」「無謀なキック」まさかのデビュー戦退場となったJ・フェリックスのタックル

　そうしたなか、J・フェリックスは母国メディア『Eleven Portugal』のインタビューで、今シーズンの途中までプレーしていたアトレティコとチェルシーを比較。現在のほうが「より自由だ」と語り、残留の可能性を示唆した。

「自分のポジションや僕らのプレー方法は、アトレティコとは違う。明らかに、僕はより自由に自分のサッカーを実践し、チームを助けるためにベストを尽くせるんだ。ここでプレーするのは良い気分だよ。あとは結果を出せば完璧だ」

　直近14試合でわずか２勝に留まるチェルシーは、２月26日にプレミアリーグ第25節でトッテナムと対戦する。期待のニューカマーは自身のゴールで、緊急事態のチームを救えるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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