シャルケに所属する吉田麻也の発言が話題を呼んでいる。地元メディア『RUHR24』が伝えた。

　今季はここまで最下位に沈んでいるシャルケは、直近のリーグ戦では４試合連続無失点でスコアレスドロー。徐々に勝点を積み重ねている。

　記事によると、現地時間２月25日に同じく下位に沈むシュツットガルトとの一戦を前にインタビューに応じた吉田は、「６万人のファンが僕らを支えてくれています。とても良い雰囲気になるでしょう。ファンのためにも、僕らはプレーします」と残留争いの直接対決に意気込む。

　また現在のチーム状況について聞かれると、「僕たちは２部から昇格してきたチームですから、もちろん個々のクオリティはドルトムントやフランクより低い…」と話し始めたところでコメントをストップ。
 

　どうやらシャルケの宿敵ドルトムントに劣っているとコメントしてしまっていることに気づいたようで、「いや、ドルトムントではない、すみません」とすぐさま謝罪。

「もちろん、バイエルン（・ミュンヘン）やフランクフルト、ライプツィヒに比べれば、個々のクオリティは落ちますけどね」と訂正した。

　この吉田の発言を同メディアは、「シャルケが優勝候補のドルトムントより個人のクオリティが低いのは明らかだが、吉田はその事実を口にしたがらない。シャルケのキャプテンは即座に訂正して比較対象を置き換えた」と紹介した。

　３月12日にはホームでドルトムントとのダービーを控えるシャルケ。そこで勝利し、吉田の発言が正しかったと証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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