「嫌で嫌で」吉田麻也がカタールW杯で大苦戦したアタッカーを明かす!「見るのが大変だった」

2023年02月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「行くとフォワードが裏をとって来るし…」

カタールW杯では全4試合にフル出場した吉田。(C)Getty Images

 元日本代表の内田篤人氏がMCを務めるDAZNの『内田篤人のFOOTBALL TIME』に、カタール・ワールドカップで森保ジャパンのキャプテンを務めた吉田麻也が出演。大会を振り返った。

 周知の通り、昨年のW杯で、日本代表はグループステージでドイツとスペインという優勝経験国を撃破。史上初となる2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしたが、ラウンド16でPK戦までもつれ込む死闘の末にクロアチアに敗れ、目標のベスト8入りは叶わなかった。

 初戦で対戦したのが、内田氏がシャルケ時代に共闘した選手も少なくなかったドイツだった。前半は一方的に攻め込まれながら、PKによる1点に何とか抑え込み、3バックに変更した後半に、途中出場の堂安律と浅野拓磨のゴールで逆転したこの試合で、吉田は対応に苦労した選手を明かしている。
 
「(トーマス・)ミュラーが嫌で嫌で。左のセンターバックの俺と左サイドバックの(長友)佑都とボランチの間ぐらいにいつもいる」とそのポジショニングの巧さを説明した34歳は、こう続けている。

「(ミュラーに)行くとフォワードが裏をとって来るし、行かないとそこで受けられる。こっち(日本の右サイド)で(ジャマル)ムシアラとかがボール持ってる時にそっちのカバーもしながら見なきゃいけない。それが大変だった」

 その嫌らしさこそが、抜群のスピードやテクニックがあるわけではないにもかかわらず、長きに渡って名門バイエルンで活躍できる所以なのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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