「30分間は堂々」CLナポリ戦で攻守に奮闘の鎌田大地、相手国メディアも賞賛!「彼の調子が落ちてからは試合でなくなった」

2023年02月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

「中盤でファイトした」

苦しい展開となるなか、攻守両面で存在感を発揮した鎌田。(C)Getty Images

 ベスト8進出が厳しくなったホームでの試合で見せたパフォーマンスを、対戦国のメディアはどう評価したのか。フランクフルトの鎌田大地は、一定のインパクトを残したと言えるだろうか。

 フランクフルトは2月21日、チャンピオンズ・リーグのラウンドオブ16第1レグで、ナポリにホームで0-2と敗れた。前後半に1点ずつを許し、ランダル・コロ・ミュアニが一発退場で第2レグも出場停止に。準々決勝進出に黄信号が灯っている。

 フル出場した鎌田は、数的不利の中で2点を追っていた終盤の82分、ボックス内で決定機を迎えたが、シュートはGKアレックス・メレトの正面へ。惜しくもゴールには至らなかった。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、鎌田に及第点の6点をつけ、「30分間は堂々としていた」と評している。

「ボールを散らし、奪い返して、ハイプレスのタイミングを統率した。彼の調子が落ちてからは、もう試合でなくなった。前半にあわやオウンゴールの場面もあった」
 
 また、『calciomercato.com』も6点で「ジブリル・ソウよりも今日はより守備的MFだった。ボールを奪い返そうと競いにいくところもあった」と評価している。

 一方、『EUROSPORT』は5.5点と及第点を下回る採点。「少しボールを奪い返そうとし、中盤でファイトした」と評価しつつ、辛口コメントも突きつけている。

「だが、"互角"だった20分を経て、フランク・アンギサとスタニスラフ・ロボトカがコントロールするようになっていった。半分はゴールという、唯一のチャンスを決めることもできなかった」

 エース不在で臨む敵地での第2レグ、鎌田は逆転突破につながるパフォーマンスを見せられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】半分はゴールという、唯一のチャンス」を逃し、顔を手で覆って悔しさを露わにする鎌田

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