「クロップに悪夢を見させた4億円の選手は大学でドリブルを学んでいたのか」三笘薫の“異色キャリア”に独メディアが驚嘆!「完全にクレイジーだ」

2023年02月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「並外れた才能だけでなく、科学的な能力さえ持っている」

リバプール戦で圧巻の決勝ゴールを決めた三笘。(C)Getty Images

 世界最高峰のプレミアリーグで躍動しているブライトンの三笘薫への注目は欧州全土に及んでいる。筑波大在学中に得意のドリブルに関する卒業論文を書いたエピソードもすっかり有名となった。

 ドイツメディア『SPOX』は2月16日、「完全にクレイジーだ!クロップに悪夢を見させた300万ユーロの選手は大学でドリブルを学んでいた」と題した記事を掲載。ドイツ人指揮官ユルゲン・クロップが率いるリバプールが三笘のスーパーゴールで敗れたトピックを引き合いに、「ミトマがリバプールをFAカップから敗退させた。(川崎フロンターレからブライトンへの移籍金が)300万ユーロ(約4億2000万円)の男の話はとても興味深い」と伝えている。

「1対1で大きな強みを持つ25歳のアタッカーのキャリアを見ると、彼がドリブルが上手いのは、並外れた才能だけでなく、科学的な能力さえ持っていることが分かる。彼は自分の最大のスキルについて科学的な論文を書いた」
 
 同メディアは、三笘が川崎フロンターレのトップ昇格の話を断って進学した件や大学で注目を集める存在になった点について触れつつ、「彼は在学中に卒業論文を書かなければならなかった。題材は、自分のスキルと優れたドリブラーとは何かを考えて、ドリブルの芸術を選んだ」と伝え、本人の談話を掲載している。

「サッカーが大好きで、ドリブルが好きなので、僕にとって最も簡単な題材でした。どれだけ書くべきかについてのルールはありませんでしたが、ドリブルが得意なチームメイトとそうでないチームメイトを分析して、その理由を理解しようとしました」

 記事は、「彼はワールドカップ以来、プレミアリーグ7試合4ゴールを決めており、これまでに21試合で7ゴール・2アシストをマークしている。彼の卒論は、これらの印象的な成績を達成するのに役立ったのか? 可能性は十分にある。彼のドリブルはまさしく人目を引いている」と締めくくっている。

 大ブレイクした日本人アタッカーの欧州では異色のキャリアに、興味が尽きないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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