ベンチを殴打!殴打!殴打!バルサFWが衝撃行動も…シャビ監督はむしろ歓迎?「怒るくらいがいい。謝る必要はない」

2023年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

途中交代にラフィーニャの不満が爆発

貴重な同点弾奪取も、そこから7分後に交代となったラフィーニャ。(C)Getty Images

 現地時間2月16日に開催されたヨーロッパリーグ(EL)のプレーオフ第1レグで、バルセロナはマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦。先制した後に1度は逆転を許すも、76分にラフィーニャの鋭いクロスがそのままネットを揺らし、2-2のドローに持ち込んだ。

 この大注目のビッグマッチは、ピッチ外でも白熱し、小さくない注目を集めている。ラフィーニャがピッチを去った後に取った行動だ。

 今シーズンに加入したブラジル代表FWは、キレのあるパフォーマンスを披露し、貴重な同点弾も叩き込んだが、83分にフェラン・トーレスと途中交代に。すると、よほど納得がいかなかったのか、ベンチで怒りを爆発させ、前の椅子を何度も殴りつけたのだ。

 ただ、あくまで一時の感情に過ぎず、すぐさま冷静さを取り戻したようだ。スペイン紙『Mundo Deportivo』によれば、試合後に本人はこう語っている。
【動画】怒りが収まらず!絵に描いたような暴れっぷりを見せるバルサFWラフィーニャ
「チームの勝利のためにピッチに立ちたいという強い気持ちや、全ての事柄が原因で、このような結果になってしまう例がある。僕らも人間だし、他の人たちと同じように、自分ではコントロールできないような瞬間があるんだ。まあミスをしたと分かっているので、ここでみんなに謝り、2度とこのような事態が起こらないようにするよ。僕はただ勝ちたいだけなんだ。

 シャビは『大丈夫だ、落ち着いてくれ』と言ってくれたよ。監督も元々は選手だ。このような事態が起こると知っている。まあ明らかに起こってはいけないことだとはいえ、自分の感情をコントロールできない時もある。すでに謝ったが、明日もチームに謝るつもりだ」

 また、シャビ監督もこの一件に言及。ラフィーニャの言葉通り、気に留めていない様子だ。

「彼の行動は理解できる。怒るくらいがいい。彼は謝りに来たが、その必要はない。この姿勢が好きなんだ。私は侮辱されることすら理解しているよ、何人かのコーチから学んだからね。実際以前に経験もした。彼には『チームをリフレッシュさせるために変えた』と説明したよ」

 ひとつ間違えば、大きな問題となりかねない交代後の振る舞いだが、今回の一件に関しては、指揮官はむしろポジティブにさえ感じているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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