「Jリーグのレベルには驚いた」元神戸ボージャンが日本サッカーをズバリ語る!ラ・リーガとの最大の差はイニエスタとビジャも挙げていた…

2023年02月17日 サッカーダイジェストWeb編集部

「どれだけ走ってもまるで疲れることを知らない」

昨季まで神戸でプレーしたボージャン。現在は無所属だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 昨シーズンまでヴィッセル神戸に在籍したボージャン・クルキッチが、Jリーグの印象をズバリ語った。

 現在32歳の元スペイン代表FWは、バルセロナのユースで育ち、トップチームでもプレー。その後、ローマやミラン、アヤックスなど各国を渡り歩き、2021年夏にかつてバルサで共闘したアンドレス・イニエスタを擁する神戸に加入した。

 華麗なるキャリアを持つストライカーの活躍に期待が高まったが、度重なる怪我の影響により、思うようにピッチに立てず。神戸在籍1年半で公式戦26試合・1ゴールに留まり、昨シーズンいっぱいで日本を離れていた。

 いまだ新天地が決まらず、去就が注目を集めるなか、ボージャンはラ・リーガの日本語版公式ツイッターが2月17日に公開したインタビューで日本人選手に言及。自身が感じた特長をこう明かした。

「彼らは疲れない。どれだけ走ってもまるで疲れることを知らないんだ。非常に発達したフィジカルを誇り、ハードワークと規律の正しさも際立つ。もちろん、僕もハードワークと規律を怠ったりはしないが、Jリーグは強いフィジカルが求められると身をもって知ったよ。テクニックのレベルには驚かなかったね。でもクラブやJリーグ全体のレベルには驚いた」
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 また、母国のラ・リーガとJリーグを比較。最大の差には、以前イニエスタや、同じく元スペイン代表で、神戸OBのダビド・ビジャも口にしていた"パウサ"(スペイン語で休止、間)を挙げた。

「両リーグともに良い選手は揃っている。競争心も高く、テクニックも申し分ない。1番大きな差と言えば、スペインの選手は戦術が落とし込まれている点だ。日本はインテンシティが非常に高いリーグだと思う。ただ、スペインはプレーを急がないパウサがもっとある」

 ビジャは神戸在籍時、「環境に合わせるのも大切だが、日本へ来て、僕たちがもたらしたいと思ったものがある。その1つがパウサだ。もう少し落ち着いてボールを回したり、チームでボールを保持する時間を作ったりする点も大事なんだ。今、練習で意識して取り組んでいるよ」と語っていた。

 スペインのレジェンドが口を揃えるように、緩急の差がJリーグとラ・リーガの間で大きな違いを生んでいるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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