俊英のさらなる成長を楽しみにしている。

　現役時代はブンデスリーガのシャルケで活躍した元日本代表DFの内田篤人氏が、ドイツを訪れ、古巣のインタビューに対応。シャルケの公式YouTubeチャンネルで公開された。

　様々な質問に内田氏が応じるなかで、今冬にシャルケのU-23チームからトップに昇格したFW上月壮一郎についても語った。

　デビュー２戦目でさっそく初ゴールを挙げるなど、シーズン後半戦は重要戦力として奮闘する22歳アタッカーに、内田氏も小さくない期待を寄せている。

「トップチームに上がるチャンスをキャンプで得て、それまでの彼の頑張りとか、結果を僕はもちろん知っていましたけど、彼自身がそのチャンスを掴んで、スターティングメンバーだったり、チャンスメイクだったりで、結果を残している。同じ日本人として、活躍してほしいなっていう想いもあります」
 

　かつての内田氏のように、成長著しい上月も不可欠な存在になれるか。

「もっとシャルケが勝てるようにというか、その中で彼の活躍が活きるようにしていってほしい。もちろん、簡単なことじゃないと思いますけど、シャルケの良さをもっと出せるようにしていってほしいなと思います」

　今季に１部復帰を果たしたシャルケは現在、20節終了時点で２勝６分12敗、勝点12で最下位に沈む。厳しい状況にあるチームで、上月には巻き返しの原動力にもなってほしいと願っている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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