マンCとの大一番を1-3で落としたアーセナルが首位陥落!10戦ぶり先発冨安の痛恨ミスで失点後、一度は追いつくも…

2023年02月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

冨安のバックパスをかっさらい、デ・ブライネが先制弾

プレミアリーグで10試合ぶりに先発した冨安(奥)。(C)Getty Images

 現地時間2月15日に開催されたプレミアリーグ第12節延期分で、冨安健洋が所属する首位のアーセナルと、勝点3差で2位のマンチェスター・シティが、前者の本拠地エミレーツで激突。この注目の大一番で冨安は右SBに入り、10月30日のノッティンガム・フォレスト戦以来、リーグ戦10試合ぶりとなる先発を果たした。

 立ち上がりから攻守が目まぐるしく入れ替わるなか、シティは16分に右サイドからのクロスにハーランドがファーで反応するも、冨安にマークされフィニッシュまでは持ち込めず。ダイレクトで中途半端な折り返しを送るに留まり、チャンスを逃す。

 直近の公式戦3試合が未勝利(2敗1分)とやや調子を落としているアーセナルは、22分に決定機が到来。厚みのある攻撃からジンチェンコがピンポイントクロス、ヌケティアはフリーでヘッドで合わせるも、枠を捉えきれない。

 迎えた24分、シティは相手のミスを突き、先制点を奪う。冨安がGKラムスデイルに送ったバックパスを、当初より狙っていたデ・ブライネがかっさらうと、距離のある位置からラムスデイルの頭上を抜くシュートで叩き込んだ。

 それでもアーセナルは42分、ジャカのパスで抜け出したヌケティアが相手守護神エデルソンにペナルティエリア内で倒され、PKを獲得。キッカーを務めたサカは、エデルソンの逆を突くキックできっちり決め、前半のうちに同点に追いつく。
 
 1-1で折り返すと、58分にハーランドがガブリエウ・マガリャンイスにエリア内で倒される。すぐさま笛が吹かれ、今度はシティがPK獲得と思われたが、VARチェックの末にオフサイドで取り消しとなる。

 66分にはオーバーラップした冨安が正確なクロスを供給、ヌケティアが飛び込むがこれは惜しくも届かない。

 一進一退の攻防が続くなか、72分にゴール前でのテンポの良いパス回しから、最後はグリーリッシュがシュート。これがブロックに入った冨安に当たってゴールに吸い込まれ、シティが勝ち越しに成功する。

 勢いに乗ったアウェーチームはさらに82分、完璧な崩しからエースのハーランドがネットを揺らし、リードを2点に広げた。

 直後にホームチームは2枚替えを敢行し、ホワイトとヴィエイラを投入。このタイミングで冨安は、ジャカと共にベンチに下がった。

 結局、試合はこのまま3-1でタイムアップ。首位攻防戦を制したシティが、1試合消化の少ないアーセナルを得失点差でかわし、トップに躍り出た。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】冨安がまさかのミス。プレゼントパスを受けたデ・ブライネが見事に先制弾

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