「メッシに注意された」「二度とやらない」アルゼンチンGKが批判殺到の衝撃パフォを語る!以前の告白と“矛盾”も

2023年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あのセレブレーションを後悔しているかって?」

世界中の人々が見守るカタールW杯の表彰式で、衝撃のパフォーマンスを見せたE・マルティネス。(C)Getty Images

 アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが、世界中から批判を浴びた自身の行動を振り返った。英メディア『talkSPORT』が2月11日付けで伝えている。

 30歳の守護神は、3-3の大熱戦でPK戦までもつれ込んだフランスとの決勝でも、好守を連発するなど、大会MVPに輝いたリオネル・メッシと共に、カタール・ワールドカップ(W杯)制覇に大きく貢献した。しかし、その後の振る舞いはリスペクトとはかけ離れたものだった。

 表彰式で授与された最優秀GKのトロフィーを股間にあてる、下品極まりないパフォーマンスを披露すれば、歓喜に沸くロッカールームで、「1分間の黙とう。死亡した(キリアン・)エムバペのために」と、フランスのエースを嘲笑。さらに凱旋パレードにも、エムバペのお面を被せた人形を抱えて出席したのだ。

 世界制覇の立役者から一転、ヒールとなったE・マルティネスは、フランスの老舗誌『France Football』のインタビューで当時を回想。「あのセレブレーションを後悔しているかって? まあ、同じようなことは二度とやらないだろうね」と語った。
【動画】「1分間の黙とう」「シー」「死亡したエムバペのために」…大はしゃぎのアルゼンチン守護神が怪物を揶揄
「誰かを傷つけようとは思っていなかった。キャリアを通して、フランス人と一緒にプレーしてきたけど、一度も問題はなかったよ。(アーセナル時代の同僚、オリビエ・)ジルーに僕がどんな人間か聞いてみるといい。フランスの文化やメンタリティがとても好きなんだ。

 ベストゴールキーパーのトロフィーを手にする仕草は、チームメイトとの冗談だった。コパ・アメリカでもやっていたし、みんなから『もうやるな』と言われたよ。レオ(メッシの愛称)にさえもね。本当に咄嗟にやってしまった行動で、それ以上は何もない」

 ただ、ここで疑問が生じる。E・マルティネスはW杯直後に母国のラジオで、股間パフォーマンスは「フランス人からブーイングされたからやった。プライドなんて関係ない」と主張していたのだ。『talkSPORT』は「以前の彼の告白と矛盾している」と指摘した。

 真実は定かではない。メッシの忠告は届くのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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