「オフサイドだ」「突然ルールを変えられたら…」痛恨ドローのアーセナル、アルテタ監督が同点弾の判定に怒り!元英代表も批判「VARが無能、ゾッとする」

2023年02月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「こういうことが起きて、驚いている」

失点シーンに激怒したアルテタ監督。(C)Getty Images

 2試合連続でポイントを落とす痛い結果に終わり、アーセナルのミケル・アルテタ監督は判定に対する怒りを露にしている。

 2月11日のプレミアリーグ第23節、アーセナルはホームでブレントフォードと1-1で引き分けた。先制に成功したものの、8分後に同点弾を許すと、再度勝ち越すには至らず。エバートンに敗れた前節に続き、白星を挙げることができなかった。

 試合後、ブレントフォードの得点場面を巡る判定が議論の的となった。英公共放送『BBC』などによると、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)が介入したが、アルテタ監督はオフサイドが見逃されたと訴えている。

 アーセナルの指揮官は「見直したところだが、オフサイドだ」と述べた。

「守備においては一定の原則を適応しなければいけない。それはルールに基づいて行うことだ。突然ルールを変えられたら、原則を変えなければならない」

【動画】ブレントフォード戦で決めたトロサールの移籍後初ゴール
 かつてリバプールで活躍した元イングランド代表のダニー・マーフィーは、BBCで「アーセナルはベストの状態ではなかったが、VARの無能さに彼らが怒るのは理解できる」と批判している。

「ゾッとする判定だった」

「こういうことが起きて、驚いている。もうVARをやるようになって長い。ゴール直前に起きたことだから、まずチェックすべきことだった」

 12日の試合で2位マンチェスター・シティが勝てば、アーセナルは消化が1試合少ないものの、3ポイント差に迫られる。さらに、15日には延期されていた第12節でシティとの直接対決も待つ。大一番を落とせば、アーセナルはポイントでシティに並ばれるのだ。

 悲願のタイトル奪還を目指すアルテタ・アーセナルは、直接対決で嫌な流れを変えられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】オフサイドだった? 物議を醸しているアーセナルの失点シーン

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